抱いていいかな… 唯を抱きしめたまま、チラッとベッドに目をやった。 もう、幼馴染は終わった訳だし… でも唯は、きっとまだ全然ついてこれないだろうな… いや、だって俺は今までずっと我慢してたんだよ? よくない? もういい加減、いいでしょ。 ねぇ神様、いい? たった今、幼馴染じゃなくなった唯を抱いても 俺に罰を与えないでくれる? あー、でもなー 唯に変態扱いされたんだった… あのダメージはデカイよ。 と、俺が頭の中で自問自答を繰り広げていると…