渡り廊下に出ると、見つけたその姿に ドキドキする。 今まで、何年もずっとみてた姿だけど 今までとは全く違って見える姿。 背の高い圭ちゃんのところに、そのまま走って抱きついた。 「…え、唯…?」 「…あ…」 間違えた…! 色々と順序を踏まなきゃいけないのに、 つい姿を見たら、 溢れちゃって… 「…ご、ごめんねいきなり!」 よ、よし。 やり直し!