「ちょっと来て!!」 そう叫んで、私の手を引っ張り 体育館を出ようとした相楽さん。 「ちょ…今、舞台中だし…」 「唯!!」 後ろから叶ちゃんが私の名前を呼んで 「制服に着替えて。私がジュリエットを演じるから。」と言った。 「大切なことなんでしょ。途中で舞台放棄しても誰も責めたりしないわ。 それに安心して、」 叶ちゃんは、舞台の方を指差してこう言った。 「相手は北野にしてもらうからさ」