幼馴染と甘恋っ!♡






『ウソを仰らないで』




何で、舞台の上で



こんな思いにならなきゃいけないんだろう…





こんなにも、ロミオとジュリエットと同じ境遇にありすぎて




苦しくて、悔しい。




なんで、私が



…相楽さんに負けた私が、




圭ちゃんの偽ものの、恋人役をしなきゃダメなのかな。





自分で決めたことなのに、演じているうちに


どんどん、どんどん辛くなって




『なん…で、抱きしめるの…』





気づけば、圭ちゃんの胸に抱きしめられていた。




台本に、こんなシーンないよ…圭ちゃん…





それでも、それが、私の涙を隠すためだって気づいたから…





「…好き…」






圭ちゃんの胸の中で、小さく聞こえないようにそう呟いた。