幼馴染と甘恋っ!♡








俺が、勝手に1人で反省をしていると



女の子は「どうして?」と聞いてきた。







「どうして本気になれなかったの?




…好きな人が、いるの?」









「…うん」









「…その子には、届かないと思ったから


相楽さんにしたの?




諦めたかったから、利用したの?」








「…うん」






最低だな、俺。と、また改めて思い知らせられる。







「…いいと思う…」







「え?」







思いがけない言葉に俺は顔を上げた。








「相楽さんは、初めから知ってたと思う。


海崎くんの好きな人が、自分じゃないこと。」






それは、知ってる。



知ってたこと、初めから知ってる。






「でも、自分を利用して楽になって欲しいくらい


海崎くんのことが、好きだったんだよ」









そういって、にこっと笑った。








「あーあ、私も利用されればよかった。



それくらい、好きってこと。」






女の子は、若干すね気味に笑いながらそう言って
俺に背を向けた。





「あ、返事はいらないよ。分かってるもん。」







振り返って笑って、それだけ言うと




女の子は自分のクラスへ戻って行った。