私を見てから、相楽さんのネクタイに手をかけた圭ちゃん。 私の知らない、男の子の姿の圭ちゃん。 相楽さんはきっと沢山知ってる。 もう、やめだ。 これ以上、傷ついたら 唯の心はもう死んじゃう。 そんなことを考えながら、家に帰りたくなくてブラブラと夜道を歩いていると、 昔、圭ちゃんとよく来た公園に辿り着いた。 「…懐かしいなぁ…」 ここの滑り台で転んだ私の手を、優しく引っ張って一緒に圭ちゃんの家に帰ったっけ。 もう、繋いでくれないけどね。