「はぁ〜…」


最近まともに寝てないや…


どんよりと顔を曇らせながら、1人で、



電車の中で身を揺らす。



まあ、文化祭準備で授業がないし


眠たくても大丈夫かなぁ〜…




そんなことを思いながら、コクコクと首を縦に振って、睡魔に襲われていると…



「…きゃっ」




何だろ…


太ももに誰かの手が触れたような…





「……っ!」




またっ…

これ…もしかして痴漢…?



やだよ、やだやだ!

気持ち悪いよ…!