「…もう、嫌になっちゃう」 私がそうつぶやくと叶ちゃんは私の首元に顔をうずめたまま、コクコクと頷いた。 「…ひっく…もう、嫌になっちゃう… でも、好き…」 嫌になっちゃう。幼馴染だし、彼女がいるし。 逃げたくなる。 でも、好き。 好きじゃなかったら、逃げるのに。 こんな思いから、そそくさと目を背けるのに。 でも、好きだったら仕方ないんだもん…. 好きはやめられないんだもん… だから、辛いの。