どれくらい経ったのだろうか。
四六時中暗いせいで、時の流れがわからなくなってしまった。
ただ何も感じなくなるほどの飢えと、空虚な心しか残っていないと伝える涙の跡。
ぼやける視界は地面と近くて、そこでやっと自分が寝転がっていることに気付く。
見ている先にあるのは、もう開くことはないだろう厚い扉。
押しても、叫んでも、開くことはなかった重い扉。