馬鹿ばっかじゃねぇかよ、こんにゃろー。
それでも、憎めないのが仲間の証拠。
迷惑しかかけてなくても、それでもずっとそばに居続けてくれた。
優しくて、頼もしくて、かけがえのない大事な仲間。
「飲むぞーっ!!」
もう二度と、自分から死ぬことを選ぶ気はない。
危害を加えようとするのなら全力で潰す。
「妃彩、行こうか」
私は償いながら生きて、そして、いつかまた汐弥に会ったら感謝と謝罪をたくさんしよう。
その時までとりあえず、今はまだこいつらと一緒にいよう。


           鬼麟 完