「妃彩は床をご所望だ」
うんうん、所望してないぞー。
「何枚にします?」
おー、丁寧に訊くかな、そこ。
「30でどうよ?」
「いや、キリのいい50で」
そんなに要らないぞー。そもそも一枚も要らないぞー。
「100……」
「要らないよ!そんなに要らないよ!一枚も求めてないから!」
思わず声を荒げてつっこむ。
顔を上げるとにやにやしている面子がいて、無性にイラッとした。
うんうん、所望してないぞー。
「何枚にします?」
おー、丁寧に訊くかな、そこ。
「30でどうよ?」
「いや、キリのいい50で」
そんなに要らないぞー。そもそも一枚も要らないぞー。
「100……」
「要らないよ!そんなに要らないよ!一枚も求めてないから!」
思わず声を荒げてつっこむ。
顔を上げるとにやにやしている面子がいて、無性にイラッとした。

