だってほら、今までずっと雛菊がああだこうだってことしか頭になかったから。
そう考えたら、私の青春はすべて無駄になっていたのか!
なんてことだ、なんてことなんだ。
「じゃあさ、狙い放題ってことだね」
「ふひゃっ……!?」
首筋に口付けされ、にやりと笑う蒼。
蒼ってこんなんだったっけ。こんなんだったよ。
これ絶対、“俺”のほうだ。
「なっちゃん、顔赤いよー?」
あんたのせいだよ。
顔が熱いし、言い返せばからかわれるとわかっているから何も言えない。
そう考えたら、私の青春はすべて無駄になっていたのか!
なんてことだ、なんてことなんだ。
「じゃあさ、狙い放題ってことだね」
「ふひゃっ……!?」
首筋に口付けされ、にやりと笑う蒼。
蒼ってこんなんだったっけ。こんなんだったよ。
これ絶対、“俺”のほうだ。
「なっちゃん、顔赤いよー?」
あんたのせいだよ。
顔が熱いし、言い返せばからかわれるとわかっているから何も言えない。

