「……棗、言わないようにしておこうと思っていたけれど、これ以上棗が壊れちゃう前に話すよ」
綾は毎日ソファに座っているだけの私の手を取りながら話した。
綾の隣には心葉、私のもう一方の隣には紘がいてくれる。
自分でも少しずつ体重が落ちて、以前よりも気力がなくなっていく感覚があった。
何もしたくない、もう何も見たくない。
逃げ場を求めていたのかもしれない。
「棗が本家の子だって聞いた時、俺たちで決めたんだ。何があっても棗を守る。生きてもらおうって」
綾は毎日ソファに座っているだけの私の手を取りながら話した。
綾の隣には心葉、私のもう一方の隣には紘がいてくれる。
自分でも少しずつ体重が落ちて、以前よりも気力がなくなっていく感覚があった。
何もしたくない、もう何も見たくない。
逃げ場を求めていたのかもしれない。
「棗が本家の子だって聞いた時、俺たちで決めたんだ。何があっても棗を守る。生きてもらおうって」

