くるりと、すぐに振り返って翔を見ると、彼はソファの上で足を組んでいて、読んでいた雑誌を置いて聞く態勢に入っていた。
彼は手招きをして、横に座るように誘う。
私は無言で隣に座り、口を開いた。
「翔、私退屈なんだよね」
そう言うと、彼は微笑む。
「なら紘を行かせないで棗が行けばよかったんじゃないの?」
わかっているくせに、まるで社交辞令の如く言う。
「嘘だよ。で、どこに行きたいの?」
頬を膨らませると、機嫌直しとばかりに頭を撫でる。
彼は手招きをして、横に座るように誘う。
私は無言で隣に座り、口を開いた。
「翔、私退屈なんだよね」
そう言うと、彼は微笑む。
「なら紘を行かせないで棗が行けばよかったんじゃないの?」
わかっているくせに、まるで社交辞令の如く言う。
「嘘だよ。で、どこに行きたいの?」
頬を膨らませると、機嫌直しとばかりに頭を撫でる。

