その声に私たちは顔を見合わせると、小さく笑い合った。
「帰ろっか」
仲間の呼ぶ方へと歩き出す。
もちろん、気絶している馬鹿共は放置したままで。


退屈というか、暇な時間というのは、とんでもないことを思いついてしまう。
今日は綾が心葉と一緒に何人かの仲間を引き連れて、暴れている暴走族ややばいことに手を出しているとこの鎮圧に行っている。
悪く言えば潰すということだけど、平和な暴走族ということを心がけている私たちに何の非があるというのか。
というか、潰されるようなことをするのが悪い。