震える声を絞り出す女の人の言葉を遮り、私の手を掴む翔。
いつもの如くにっこりと、外向けの笑顔に切り替えた彼。
「僕たちの記憶にあなたはいないんだ」
肩に回されるのは心葉と紘の手。
「それにさ、ねえ?」
「……あんた全然駄目」
綾が私のもう一方の手を取り、小さく唇を落とす。
「うちの総長様の方が断然可愛いしね。ということでお姉さん、俺たちに今後一切近寄らないでね」
その言葉を口切りに、女の人は目にいっぱいの涙をためて、走り去って行ってしまった。
いつもの如くにっこりと、外向けの笑顔に切り替えた彼。
「僕たちの記憶にあなたはいないんだ」
肩に回されるのは心葉と紘の手。
「それにさ、ねえ?」
「……あんた全然駄目」
綾が私のもう一方の手を取り、小さく唇を落とす。
「うちの総長様の方が断然可愛いしね。ということでお姉さん、俺たちに今後一切近寄らないでね」
その言葉を口切りに、女の人は目にいっぱいの涙をためて、走り去って行ってしまった。

