「美織ちゃん、どうしてそんなに悲しいの?」 矢野先輩がしゃがんで、わたしに問いかける。 「だって…」 「洸太くんが女の子と話してるのを見てざわざわするのは、 ヤキモチじゃないの?」 今まではお兄ちゃん以外にヤキモチなんて焼いたことなかった。