「理香子先輩めぇ~~~」 美織が怒りに震えている。 私が少し落ち着くと、ふたりはわたしの話を聞いてくれた。 川辺は風が少し涼しい。 「美織、おまえ本当に結衣の気持ちに気づいていなかったのかよ?」 「全然」