君の手を

「熱で学校は休むのに
男の子とは楽しそうに話すのねー
家まで入れて…
元気なら学校行きなさいよ」

「ご、ごめんなさ…」

「ちがうんです!
俺が無理やり押しかけたので
美月は何も悪くないんです」

太陽…

「…バカな娘には
バカな友達しか寄り付かないのね」

ズキン…

「…」

あぁ…太陽にはこんなこと

知られたくなかったな…