君の手を

「美月は…このクラスに、この学校に
信じられる本当の友達がほしいんだよ」

え…太陽?

なんで?なんで…

「美月…泣くな」

気付けば私は涙を流していた

「中田、お前らは美月のほんとの友達じゃない
まず、お前らがそう思ってないだろ?」

「そ、そんなこと…!!」

「そんなこと、なんだよ?」

「う…太陽には関係ないじゃん!!」

「あ?関係あんだよ」

太陽、太陽…



「美月は俺の大事な友達だ!」