君の手を

「ま、眩しい…」

「あ、眩しかった?ごめんごめんカーテン閉めるね」

「あ、いやカーテンじゃなくて…!」

「ん?」

「…いや、何でもないです」

私…何を言おうとしたんだろう…

「てかさ、なんで敬語?」

「あ、初めてだから緊張が…」

「はは、隣なんだし気楽に仲よくやろうよ」

「え、あ、うん!よろしくね松本君!!」

「太陽」

「え?」

「太陽でいいよ、美月」