桃色クレヨン


『あっ!!よく見れば、天宮さんと悟、一緒のお弁当じゃん!!』


っと陵が言う。


『今さら~?気がつくの遅いわよ。陵。』


っと詩乃が言う。


『詩乃ちゃんは気がついたの??』


『とっくに。』


そう言って菓子パンをかじる詩乃。


『さすが。』


『陵はそう言うの鈍いからね~。』


『あ~いいなー。俺も詩乃ちゃんのお弁当食べてみたいよ~。』


『無理。私、料理できないもん。』


詩乃はきっぱり言う。


確かに詩乃の料理なんて見たこともなければ、作ってる所も見たことない。


『残念だったな…陵。』


俺は鼻で笑ってみせた。


『あーイラつく!!』


っと言って陵は口を尖らせながら言った。