桃色クレヨン


『分かった。でも天宮にも聞かないと…。』



『あっ。そうだよね。うん。分かった。』



詩乃はまた笑った。





『あまーみや!』


『秋山く…ん…』


天宮は凍りついたように詩乃を見つめた。


『天宮、詩乃と陵が一緒に食べたいって…大丈夫か?』


天宮は凍りついたように動かない。


『ごめんなさい。天宮さん。私、天宮さんと仲良くなりたくて。迷惑になるなら…』


『いいよ。一緒に食べても…』


そう天宮は言った。


『よかった。
陵!来なさい。』


詩乃は笑った。


『なんだよ~詩乃ちゃん!』


『あんた、天宮さんに失礼な事したんでしょ?
悟くんから聞いたわよーー!
ちゃんと謝りなさい!』


っと陵の襟をもち、下に投げ飛ばした。



俺だったら絶対にこんな人を彼女になんてしたくない…。


今もそう思う。