桃色クレヨン



『そうよー!久しぶりに来てあげたんだから喜んであげたっていいじゃな~い』


そう女の声がした。


『詩乃!!』


『詩乃ちゃん!!』


陵と同時に声を発した。


『久しぶり。お二人さん。』


『会いたかったよおおおー詩乃ちゃん!』


そう言って陵は抱きつこうとした。


しかし


詩乃は手で陵の頭をとめた。


『陵!人前で恥ずかしいことしないで!』


そう詩乃が怒った。


『詩乃、許してやれよ。お前、1週間連絡なくて、俺も、陵も心配してたんだから。』


俺がそう言うと。


『陵、悟くん、ごめん。家の用事でさ…忙しくって連絡出来なかったんだ。
ごめん。』


そう頭下げた。


『よかったよ。詩乃ちゃんが無事で。』


陵はそう言った。


『陵…ありがとう。後で約束通りジュース奢るから!』


『いいって!いいって!詩乃ちゃんが無事なら何もいらないよ!』


陵は笑って言った。