桃色クレヨン



『今度、見に来てよ。』


『えっ…』


『俺、これでも結構上手かったりするんだぜっ』


『うん。わかった。見に行くね。』


ってまた笑った。


『なんでいつも笑わないの?そんな風に自然に。』


俺はふと口に出していた。


俺はヤバイと思い。


『あっ…ごめん。』


っと言った。


『私も笑いたい。
でもうまく笑えない。
みんな、なんで自然に笑えるのかな…。
私にはよくわかんない。』


すると天宮の目から雫が落ちた。


『でも、でもね。
私、秋山くんと一緒にいる時は何も考えないで笑えるの。
スッゴクスッゴク楽しい。って思えるんだよ。』


天宮はそう言った。


『俺も天宮といてスッゴク楽しい。
最初は不思議ちゃんって言われてて、興味があって…。
でも話したら普通の女の子で。
話していて楽しいって俺も思えた。』


『私をもっと笑顔にさせて…ほしい…。
なんてね。』


彼女はクルッと回った。


涙がまだ流れながら。


『させるから…。
俺、天宮をもっと笑顔にさせるから。』


俺はそう言った。




『はい。』


彼女もそう言った。