「知くん、わがまま言ってごめんね。」 美花は泣いていた。 泣かせたのは俺だ。 男の俺には、女心なんてわからない。 美花が言っていたことも難しい。 でも、美花の 抱きしめて、デートして、好きって言ってって あれがわがままだとしたら 俺の恥ずかしいからとか 面倒だからとか 伝わってるだろうからって言い訳も 全部わがままなんだ。 俺は美花にばかり我慢させて 自分は全然、我慢してなかったんだ。