「そうなんですか!結婚してたことは知ってましたけど子供さんがいたなんて……」
「ははっ。涼太のことありがとな!」
「いいえ~」
山田くんに支払い頼んだままだったことを思い出し、そろそろお別れをしようとした。
「涼太、このお姉さんにお礼言って」
「ありがとうございます!」
そう言って、ぺこっと頭を下げるりょうたくんはすごく可愛かった。
「ふふっ。それじゃ私そろそろ行きますね!」
お別れを言って、立ち去ろうとしたらキュッと服を捕まれた。
「おねーさん、さっきの人とけっこんするの?」
「ふふ、しないわよ~」
私、もう結婚してますもん。と心の中でつぶやいた。
