「そーいえば、さっきの子誰だったの?」 あたしは、歩きながら 彩音に聞いてみた。 「ん?あぁ、槙斗?」 「分かんない。良く見えなかった」 槙斗ってゆうのか... 「あいつムカつくよー!いっつも足かけてくるしっ」 「ははっ。そうなの?てか走って行かないと5時間目間に合わなくないっ?」 「あぁーそうだった、彩音が昼練遅くなったからだよね」 「気にしないでいいよ!!それより早く行こっ」 「うんっ」 あたしと彩音は 早歩き程度の速さで 走り出した。