二人で話しをしていると片道20分の通学路なんてすぐに過ぎてしまう

裕『あ。そうだ…旬!』

旬『どした?ユキのDVD貸して欲しいのか?』

裕『違う!でも今度貸してくれ!』

旬『おう!…で、用は何?』

裕『今日から俺バイトなんだよ…だから今日は先に帰るから』

俺は新学期とともにバイトを初めることにしていた
それは市内のファーストフード店なのだが時給が750円と高校生には十分な金額だった

旬『わかったよ!』

裕『じゃあまた昼にな!』
俺と旬はクラスが違うから昼の部活まで一緒に話せない…なんともつまらないものだ…