数10分でチャイムが鳴り、昼休みになった。
明里のあの一言で俺の胸の鼓動が高まっていた…
「はぁ、びっくりしたー……
ひぃ急に触ってきたからさ」
明里は後ろを振り返って俺をみた。
『ごめん…』
「いいのいいの♪
好きなだけ触んなさいな♪」
明里は俺に背を向けた。
なんでこんなにドキドキすんだよ…
抱き寄せたり出来んのに…
「ほら?」
『なら、遠慮なく…』
明里の髪に触れ、シャンプーの香りがした。
肩につくかつかないくらいの髪…
「私髪伸ばそうかなぁ?」
『へ?』
「私ってさずっとショートじゃん?」
そう言って明里は自分の髪を指でくるくる回した。
そういえば明里のロングは見たことない。
スポーツが好きで体動かすのに邪魔になるからって言ってすぐ切ってた。
『そしたら髪、毎日アイロンかストパーでもしねーとな』
「えー、そっか。
ならショートのままでいいや♪」

