俺だけみとけ!





「ねぇねぇ、ひぃあの子と仲いいの?」


『仲いいってか部活の後輩』


「へー♪」




明里はやけにニヤニヤしている…


それが逆に怖い。


絶対こいつ勘違いしてやがる。




『俺は別に』


「ひぃじゃなくてさ♪
これ以上は言えないな〜」




明里は笑ってさっそうと前を歩く悠とるいに駆け寄った。


まぁいいや。


今はまだわからなくても、そのうちわかる。