なんだよそれ! アイツ、結局明里を捨ててあの女のところに行ったのかよ! 俺は拳を強く握り、奥歯を噛み締めた。 小さく震える拳… 「和也先輩に必要な人は私じゃなくあの人だったんだ…」 はぁ? ちょっと待てよ 『二股されてるって知ってたのか?』 「うん。 私と付き合って5ヶ月ぐらいの時かな…」 『ならどうして!』 明里の声は今にもかき消されそうだった。