天然愛され彼女と…俺の生活。


コウside。

俺は増田幸太郎。

おんとし、17歳です。

俺には中学時代で一番仲良かった夜明 時雨。

時雨は、眉目秀麗。

容姿は整ってる完璧なるイケメン。

でも自分を主張する訳でもなく、淡々としてあとから自分と他人の意見を言うタイプ。

ホントに良い奴なんだ。

一緒に居て、安心する。

時雨は余りにも淡々としているせいか無愛想。

愛想がいいとは…一生言えないだろう。

でも…アイツは高校2年生になってから。

よく笑うようになった。

それは先原幸翔くんのお陰かも知れないが…、まずは空園透明のお陰。

空園透明ちゃんとは、時雨の彼女さん。

俺も結構好き。

何度か一緒に三人で遊んだことがある。

容姿端麗で、運動神経もなかなか。

そして最近時雨から聞いた情報によると、頭脳明晰らしい。

顔はホントに外人みたいに鼻高くて美人系なんだけど、雰囲気のせいか可愛らしさで溢れている。

時雨が女を好きになったことなんてなかったと俺は思う。

時雨は時雨の母さんが死んでから、ホントに女を軽視はしない。

避けることが多かった時雨。

アケミとは結構話せてたけどな。

きっと…俺の彼女だから仲良くしてくれたのかもしれないけど。