俺は瑠愛の兄で医者をしている。普段は総合病院に勤務してるんだか、今日は小さめの個人院のアシストにきたんだ。
仕事も終わって帰ろうとしたとき…。
プルルルル……プルルルル……
携帯がなった。
「もしもし?」
「あっ!翔さん!蓮ですっ!あの……。あの!……」
蓮?
あぁ。奏斗の族の副頭だったなぁ。なんておもいながら。
「おい。落ち着け。どうしたんだ?」
「あの……奏斗が。怪我だらけで帰ってきて……。熱もひどくて……。どうすればいいんですか!?翔さん!!」
は?奏斗が?あの奏斗が怪我に熱?
あまりに珍しいというか、今まで無かったんじゃないか?
「今どこだ?」
「俺の家です!」
「わかった。今から行くからまってろ。」
「はい!」
そして、俺は電話を切って準備をして車に乗った。
