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朝である。憂鬱な非常に憂鬱な朝が来てしまった。誰もが憂鬱で世界中の誰もが恐怖する日。月曜日、この日を嫌がらないと言うのは何処かの大富豪か、祝日だけである。

起きよう。こんな下らない妄想をしているから五分、また五分と寝過ごしてしまうのだろう。非常に重い身体をもたげ、B級映画のゾンビのように私は起きた。

「死にたいなぁ」

毎朝の口癖である、本当に死にたいわけじゃないけど現実を逃避するためにこの言葉を口にしてしまう。なんと縁起の悪い事だろう。

しょうが無いのである。それが日課なのだから。重い身体を引き摺りながら朝食の準備を始める。