家族の強さ〜やっぱ家族は家族だね〜



「あーったぞ!!」

俺は大声で風呂場から叫ぶ。

「りょーかい!!じゃ、晩御飯食べよっか!!」

「おっ、待っててくれたのか!!」

「待っとけって言ったのは誰よ!!」

俺達は目を合わせて笑った。

それから、晩御飯を食べて2人で二階に上がる。
すると、芽依が言った。

「ねぇ、竜司。心理テスト。」

「心理テスト??」

「うん。・・・あのさ、もし自分の命があと数ヶ月、って分かったら、何する?」

「なんだよ、いきなり。」

「いいから〜!!答えてよ!!」

「う〜ん。。。生きる、かな。」

俺は眉間にしわをよせて言う。

「どーゆーこっちゃ??」

芽依が不思議そうな顔で聞く。

「なんか、、、何て言うかな?
俺バカだからさ、生きる方法考えたり、
一瞬一瞬を噛み締めたり。。。
そうやって、生きるかな。。。」

「生きる、か......。いいね。」

「いいだろ?」

「うん。・・・・・・いい。」