家族の強さ〜やっぱ家族は家族だね〜



それから、芽依と2人で出かけて
買い物をした。

家に帰るとみんな揃っていて、リビングのテーブルを囲んで雑談中だった。

「ただいまー!!」

「おじゃまします...。」

俺と芽依が言うと、みんなは笑顔で呼び寄せてくれた。

「竜兄、出かけるなら行ってよ!」

由香里が呆れたような顔で言う。
俺は、笑って謝った。
すると、

「竜兄、汗クサッ!!
ご飯の前に風呂入って来いよ!!」

波瑠真が眉間にしわをよせながら言った。

「わーったよ。お前ら、先に飯食うなよ!?特に芽依!!」

「分かってるよ〜!私は待っとくから。
ゆっくり入っておいで!!」

「おぅ。」

そう言って、俺は風呂場に向かった。