「あんた今、司くんのこと考えてるでしょっ!」
『ふへっ‥?』
マネージャー部室で着替えていると、いきなり尋佳がそう言った。
確かに考えてるけど、なんで分かったの?!
「しかも、なんで分かったのって思ってるでしょっ?」
自信たっぷりに尋佳は言う。
『‥‥うん‥‥!』
「あんたすぐに顔に出るもん。せっかくのバレンタインなのに、そんな浮かれない顔じゃ、お兄ちゃんもがっかりするよ?」
『だよね‥‥!ありがとう尋佳!』
「友達なんだから当たり前!じゃあ、あたし駿待たせてるから。」
尋佳は足早に、帰って行った。
アタシも早く先輩のとこ行かなきゃ。
先輩喜んでくれますよーに!
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