先輩の匂いまで覚えちゃってるアタシって、相当先輩にハマってる。
へへへっ
と、思わず一人で微笑んでしまった。
「何笑ってんの?変態〜!」
潤ちゃんが、目を細めてアタシを見た。
『なっ!変態じゃないもん///!』
「顔赤いぞ?」
潤ちゃんには叶わないな‥。
アタシが小さい時は、近くに住んでいたので、よく家に遊びに来たり、一緒に留守番をしてくれたりした。
優しい潤ちゃんのことを、一人っ子のアタシは、お兄ちゃんのように慕った。
「今日はな、重要な発表があるんだ。」
少し照れたような顔で、頭を掻く潤ちゃん。
『重要な発表?』
「そう、重要なんだ。俺な、来年の6月に結婚する。」
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