先輩とアタシ




ちょっと歩くと、階段があった。


「こけんなよ?」


そう言ってアタシの手を引っ張って先輩は登りだした。


『こけないもん!』


頑張って先輩の歩調に合わせて歩く。


いつもより先輩は歩く速度が速いみたい。


それにさっきから何度も時間を気にしてる。


どうしたのかな?


階段を登り切ると、ちょっとした見晴台のような町全体が見渡せそうな場所についた。


「良かった間に合って。」


安心したような表情の先輩。


『?』


間に合う?


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