先輩とアタシ



着いてみるとまだ先輩は居なかった。


ちょっと寒いかも。


ジャージで着てしまった自分に後悔した。


ジャージだけじゃ、寒いもん。


部屋に上着を取りに行こうか迷っていると


『ひゃっ!』


「だーれだ?」


アタシを後ろから目隠してきた。


『先輩!』


そう言って振り返ると、先輩が抱きしめてくれた。


「メリークリスマス小夜。」


アタシの耳元で先輩が呟いた。


くすぐったい‥。


『メリークリスマス‥。』


寒さなんて忘れちゃうくらいに、先輩と一緒に居ると暖かい。


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