先輩とアタシ




司くんのことだって嫌いじゃない。


むしろ好き。


好きっていうのは、友達として好き。


いろいろ考えながら仕事をしてたら、あっという間に1日の練習が終わってしまった。


「小夜、あんたさっきから暗い顔しすぎ。」


『へ‥?』


宿泊場に移動してる最中、尋佳がため息をつきながらアタシに言った。


「司くんのこととか考えちゃうかもだけど‥‥これから楽しみなことだってあるんだしさ!」


楽しみなこと‥‥?


『そうだ!忘れてた‥。』


今日はクリスマスイブ。


先輩にプレゼントを渡すんだ。


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