先輩とアタシ



恐る恐る振り返ったら、知らない学校の男の人が2人。


制服をかなり着崩して、髪も染めてるし、恐い!!


『えっと‥友達が‥‥。』


トイレに行ってるって言いたいけど、恐くて言葉が出て来ない。


「キミこの学校の子でしょ!?俺ら初めて来たから良く分かんなくてさ、案内してよ!」


1人の人がアタシの手を掴んで連れて行こうとする。


どっ、どうしよう!?


トイレが混んでるのか尋佳も戻ってこない。


「キミ可愛いね!名前何て言うの?」


無理やり引っ張っていかれそう。


恐くて涙が溢れてきた。


『ふえぇっ‥‥』


「泣きそうだし!可愛いー!!」


「恐がんなくて良いからさ!」


面白がってるような2人。


やだっ‥‥尋佳早く来てよー!!


もうだめだ‥‥


力に負けて、引っ張られてしまったその時‥‥‥


「離してくんないすか‥?」


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