先輩とアタシ



そして学校祭当日。


尋佳が気をきかせて、アタシと回ってくれる。


本当は駿ちゃんと回りたかったに違いないけど、尋佳は優しいからアタシが1人にならないようにしてくれた。


本当にありがとう尋佳。


校内は、たくさんの人。


他校の人がいっぱい来てる。


「うわぁー!こんなに人来るんだね。」


『そうだよね。人居すぎだよ。』


アタシ達は、仕事が無いからお客さんと同じように見て回るだけ。


先輩のクラス‥‥どんなのかな?


ちょっとだけ気になってると、


「お兄ちゃんのクラス気になるでしょ?あとで行ってみようっ!」


『本当?!やったぁー!ありがとう尋佳!!』


嬉しさのあまりぴょんぴょん飛び跳ねていると、


「人たくさん居るから恥ずかしい!落ち着きなさい!」


と、お母さんみたいなことを尋佳は言った。


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