先輩とアタシ




「ごめん小夜!まじでごめん!」


アタシの前には、手を合わせて何度も謝る先輩。


『いいよっ。大丈夫だから、謝らないで?』


大丈夫‥‥‥


だけどショックは大きいかも。


「空き時間あったら絶対一緒に回ろうな?」


『うん!』


先輩のクラスでは、喫茶店チックな物をやるみたいで、先輩は料理が上手だからずっと調理場に居なくちゃいけないんだって。


一緒に回りたかったけど、仕事があるなら仕方ない‥。


寂しい気持ちが顔に出ていたのか、


「ごめんな?来年は絶対一緒に回ろう!」


と先輩が言ってくれた。


来年‥‥。


『うん!絶対だよ!』


来年一緒に回る約束。


先輩の未来の予定にアタシの予約が入った。


さっきまで落ち込みそうだったけど、やっぱり先輩の言葉で嬉しさを取り戻す。


『仕事頑張ってね!』


「了解!」


学校祭、先輩とは回れないけど楽しむぞ!


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