先輩とアタシ



オレの家に着いて、小夜の母さんと同じようにオレの母さんが、小夜を歓迎した。


二階に上がって、オレの部屋に入ると、


『先輩のお母さんも可愛いね!』


なんて言う。


「可愛いか?」


『うん!』


小夜の笑顔を4日ぶりに見て、オレは完全に元気になった。


「ちゃんと良い子にしてた?」


ベットに2人で座って、小夜の頭を撫でた。


柔らかい髪の毛から香る小夜の匂い。


『してたよ。先輩は修学旅行楽しかった?』


「楽しかったけど、お前のこと心配でやばかったんだよ。」


『えぇ?まさか。』


驚いたような顔をしている。


「ほんと。小夜が司に変なことされないか、焦ったんだから。」


『あ。』


小夜は、気まずそうな顔をしてる。


「何かあった?」


本当は何があったか知ってたけど、小夜の口から聞きたくて、オレはわざと聞いてみた。



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