そして練習も終わり、いつも通り玄関で小夜を待つ。
習慣となってきた、この待ち時間は、結構楽しかったりする。
今日の1日を振り返って、小夜に何を話そうか、とかいろいろ考える。
それが結構楽しい。
だけど今日は少し複雑。
きっと小夜は、本間さんのことで悩んでる。
そしてオレ自身も司のことで悩んでる。
そんなオレを余計に悩ませることが起こってしまった。
「あの。」
小夜のクラスの靴棚のところに座っているオレに、紛れもなく司が声をかけた。
「おっす。何だ?」
司の迫力になんとなく圧迫されてるオレ。
そしてなんとなく次に出て来る言葉が予想できる。
「俺、相沢のこと好きです。」
ほらな‥‥‥?
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