先輩とアタシ




放課後になり、部活の時間。


やっと小夜に会える。



早く会いたい。


すぐに抱きしめて、謝りたい。



着替え終わって、部活に行こうと更衣室を出ると、


「大ちゃん〜♪ユニフォームも似合ってるしぃ!格好良い!」


ドアを開けた目の前に本間さん。


「何の用?部活行きたいんだけど。」


どいてくれ。部活遅れちまうから。


「ひっどい〜。待ってたのにぃ。」


は‥?


なんで待ってる必要があるんだよ。


「待ってなくて良いから。じゃ、オレ部活だから。」


「だーめ。校内案内して?先生が大ちゃんに頼めって♪」


案内だぁ?!


先生なんでオレに頼むんだよ?


オレがまだ行くなんて言ってないのに、オレの手を引っ張って


「早くぅ〜。」


と、本間さんが言って、歩き出した。


「おい!オレ行かないから。」


「行くの。先生の命令だよ。」


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