先輩とアタシ




『ごめんらさい‥‥。』


ほっぺをつねられてるから上手く話せない。



「はぁ‥‥オレ最悪だね‥。」



いきなり先輩がしゃがみ込んでしまった。



『えっ?!ちょ‥‥先輩?!』



どうしたのいきなり?


「オレさ‥‥お前が他の奴のテーピングしてたりすると、なんか‥‥嫌なんだよね‥‥部活の仲間に対して、こんなこと考えるなんてさ‥最低なキャプテンだよなー‥?」



頭をぐしゃぐしゃにかき乱す先輩。



かすかにシャンプーの香りが漂ってきた。


先輩の香り、優しい香り。



アタシも先輩が他の人と話してたら、嫌だよ?



先輩も同じ?




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