『あ‥ありがとございます‥。』
いちご牛乳を受け取る。
先輩は、冷たいような顔をしてアタシを見た。
「‥お前なんで手なんて握らせてんの?」
アタシの手を握りながら先輩は尋ねてきた。
『分かんない‥‥です。司くんが‥‥‥‥』
やっぱり先輩気にしてたんだ。
尋佳の言うとおり。
でもアタシだってわざとやった訳じゃないし、司くんがちょっと触れただけだよ‥。
「オレ部活中にお前に、必要以上に触らないようにしてんのに。」
アタシのほっぺをつねりながら先輩は、分かりやすくしかめ面をした。
『んんー‥‥。』
「なんかオレ我慢してんのに、ほかの奴触るとかムカつく‥。」
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